戦略人事の見解については下記(4月20日の記事)をご覧ください。
http://kke-keieijinji.blogspot.com/2011/04/blog-post_20.html
今回は、戦略人事が必要な”わけ”を考えてみたいと思います。
変化の激しい時代において、短期的な成果が求められる傾向は益々強くなっています。人事においても、短期的な成果を求められることが増えているのでは無いでしょうか?人が大きな経営資源となっている企業(社会)において、短期的な資源とは優秀な人材の外部登用が中心となります。このような資源(人)は、同じように外部へ流出するリスクもありますし、他社にも同様のスキルが存在する可能性があります。つまり、他社が真似しやすいのです。
反面、自社できちんとした戦略に基づいて育て上げた人材は、他社には無い独自の魅力を発揮することが期待できます。また、経営目線も入れて、そのように戦略を練る必要があるわけです(これこそが戦略人事です!)。変化の激しい時代だからこそ、外部環境の変化に右往左往しない、着実に成長を遂げられる強固な組織が必要なのでは無いでしょうか。
このような組織を作り上げる時に必要なことは、自社のことを深く知り、人材のグランドデザインを描くことです。ここまでが戦略なのだと思います。優秀な戦略さえ出来れば、後は個々の戦術(施策)を確実に実行していけば良いのです。もちろん、常に戦略に基づく見直しと、場合によっては戦略自体の見直しが求められることは言うまでもありませんが。
戦術(局面)に勝っても、戦略的に負ければ、最後には負けが待っています。これは歴史が証明するところです。
面白いページを見つけたのでリンクしておきます。
http://tokyo.cool.ne.jp/syntax-and-formalsemantics/essay-strategy-and-tactics.htm
個人的には、第二次世界大戦~太平洋戦争終結までは興味のあるネタなので。
結論ですが、他社と差別化しないと生き残りにくい社会においては、組織作りにも戦略(自社独自!)が求められるわけで、それこそが戦略人事が必要な”わけ”です。答えも無いし、確立されたプロセスもありません。だからこそ、やりがいがあるとは思いませんか?
そのようなことを考える企業様に、弊社のノウハウを提供することで、一社でも多くの企業様に、オリジナルで素晴らしい組織を作って頂くことが思いであります。では、弊社が有するノウハウに、他社には無いどんな強みがあるのでしょうか?ホームページをご覧頂くことで分かることが一番ですが、分かりにくいかも知れませんので、機会があればこのブログにも書いてみたいと思います。2回にわたるお付き合い有難うございました。
(Y.Nobuka)
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