2011/04/14

隠れた構造を把握したい

東京大学の大澤先生と共同研究をしています。
目下のテーマは「隠れた構造を把握する」という、なんだか分かるような分からないネタでやっています。一般化すると非常に深く広いテーマではありますが、そこは経営人事ソリューション室がやっていることですから、特に人事における情報をメインとしております。

ここ数年でBIツールが普及してきて、人事情報に関するデータが沢山溜まってきています。
しかし、データは沢山あるけど、それを活用しきれていない、というケースは多いです。
折角の貴重なデータですから、ここから有益な情報を抜き出したいと考えるのは当然です。

で、弊社がやるからにはデータを綺麗に分析して分かる表面的なことだけでは無く、もっと深い内側を暴きだすようなことをしてみたいということです。

例えば、アンケート調査データや人事情報の分析により、組織にどのような人材が、どのような関係性を持って存在しているのかを構造化することです。これにより、「タレント・マネジメント」をするための材料が得られるのでは無いでしょうか。

Aさんは堅実タイプ。Bさんは猪突猛進、、、、、堅実タイプと猪突猛進は肌が合わない。
というような外部にある一般的尺度で人材を把握するのではなく、その組織における各人の”タレント”というものを分析し、構造化していこうというようなものです。

このような構造化を、確実に、しかも簡便に実施するためのプロセスを共同研究しているようなところです。

(Y.Nobuka)

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