先日のブログに書いた通り、東京大学の大澤先生と共同で「イノベーションゲームのセミナ」を行います。
http://kke-keieijinji.blogspot.com/2011/09/kkevision20113r.html
お陰様でWEB公開から2週間も経たないうちに、あっと言う間に満員御礼となり、郵送案内の方向けに定員を若干広げましたが、それも直ぐに埋まるような状況です。
因みに、当日の見学は自由となっておりますので、参加申し込みが出来なかった方も、是非ご覧頂ければ幸いです。
さて、イノベーションゲームが最終的なアウトプットとして質の高いものが出る(時にはイノベーションそのものが起こることが期待されている)理由として”否定の効用”が研究されています。
ブレーンストーミングなどは、否定をさせないことで沢山のアイデアを出させる手法で、これをKJ法などの分析手法にかけていくのが、従来の商品開発・企画の実態だったことは、多くの企業で伺います。
その反面で、従来のやり方に限界を感じている担当者の方は、イノベーションゲームには一つの可能性や興味を示して頂いております。
このような中で、わたしが最近興味を示しているのがワールドカフェというスタイルです。
下記のサイトで紹介と9月27日セミナがあります。
http://world-cafe.net/2011/08/92710.html
アメリカで生まれただけあって、「YES、AND」が主体のワークショップのようです。
「YES、AND」話法というのは、体験すると分かりますが、ついつい話がはずみます。自然とアイデアも広がるイメージがあります。ただ、その広がっていったアイデアが、必ずしも”価値”のあるものなのか?
というのが、永遠の課題ではないでしょうか。
だから、イノベーションゲームは批判にこだわり、実際に参加者もその効用を実感されるケースが多いわけですが。
ここでの批判には、視野を拡げるイメージがあります。その周辺をもっと見てみよう、という意味で批判をしているのかも知れません。これを「YES、AND」で拡げていくと、場合によっては”価値”の無い方へ話が弾んでいく可能性が残ります。
どちらが良い・悪いではないと思っているので、ワールドカフェのセミナに参加して、良いところは存分に取り入れて行きたいというのが狙いな訳ですが。
皆様は、どのようにお考えになりますか?
これからは知識創造社会になります。日本発のイノベーションを沢山起こしたいですね!
※イノベーションゲーム(R)は東京大学 大澤教授の登録商標です。
(Y.Nobuka)
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