2011/09/01

イノベーションゲーム(R) 実施報告

去る8月30日に、ハイアットリージェンシーにて、大和小田急建設労働組合殿向け、イノベーションゲームを開催してきました。

こちらの組合では2年間、毎年の大会に合わせて「創造力を引き出し、新しい事業を考える方法を体得して貰うこと」を目的にイノベーションゲームを実施してきました。今年は、東日本大震災があったことにより、PPPやPFIと言った事業企画への応募に会社が力を入れており、このイノベーションゲームで良い案を出すことが出来ないだろうか?

というようなご相談を最初に頂きました。

限られた時間の中で、参加者同士のコミュニケーションを増やすことも考慮しつつも、より良い提案を出して貰うために様々な工夫を凝らしました。

ゲームの設計としては、被災地における課題を「行政」「被災者」「産業」というような視点で切り分け、より本質的で大切な課題を考えて貰い、そのうえで、大和小田急建設殿の技術が、どのようにビジネスに結び付くのか、ということをワークして頂きました。(実際に出来上がったものは、イノベーションゲームをベースにしつつも、かなり発展的な内容のものとなりました=異質なもの)

当日は6チームに分かれてのゲームとなり、1チームは9名程度でした。

最終成果物としては、各グループにPPP/PFIを意識した提案書の草案を発表して頂きました。
かなり視点の違う課題認識とソリューションが提示されて、特に、ある1グループはソフト面に着目し、仕組みを提供するような提案をされたことには驚きました。短時間で、ここまで纏まるものなのだと感心しました。

グループで出されたソリューションを拝見していると、課題の分析切り口は様々でありながら、共通して言えることは「DO AQUA」「DO-SE工法」と呼ばれる、同社の土壌浄化や水浄化の技術を上手に活用する視点が入っていました。単に、それで浄化して終わりでは無く、これを被災地における、直近と将来的な課題をなるべく包括的に解決するような提案が盛り込まれていたことが素晴らしかったです。

今回のイノベーションゲームを振りかえると、時間的な問題も含めて、あえて役割プレイはしなかったものの、課題とソリューションをフェーズを分けつつも、同時に考えて頂くことで、バランスの良い案が出てきたと感じました。
発表を除けば、わずか2時間程度のワークだったことを考えても、かなり内容のあるゲームだったと自負しても良いのかなと・・・(手前味噌で恐縮です)

ご担当者様からも、評価のお言葉を頂き、また継続してビジネスをしましょう。という話になっております。先方のビジネスがより一層発展するための、一助となれればこれほどに嬉しいことはありません。

イノベーションゲームにご興味を持たれた方は、下記のサイトをご覧ください。
また、10月14日(金)には弊社のプライベートフェアにて、大澤先生ファシリテーションによるイノベーションゲームも開催します。こちらは参加無料です。
http://www4.kke.co.jp/mhrc/planning.html

※イノベーションゲーム(R)は東京大学 大澤教授の登録商標です。

(Y.Nobuka)

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