2011/08/19

アップル社にみる知識創造企業

2011年8月14日発刊の日経ヴェリタス61面「モヤモヤ経済学」にて、以下のような記事がありました。

「時価世界一 アップル型成長の逆説」

要点としては、研究開発や人材教育などのように、その成果が特許権やノウハウのような無形資産に繋がる活動性が重要性を増している。アップル社はこの成功例と言える。しかし、このような無形資産をただ礼賛すれば良いのか。実は、このような無形資産の中には、その企業だからこそ価値があるものも多く、合併などをしてしまうと、無形資産の価値は足し算や掛け算的には増えず、むしろ埋没コストが目立つようになるかも知れない。すると、アップル社のような会社ばかりになった時に、統廃合が進む過程では多くの埋没コストが問題となるかも知れない。と文章を締めくくっている。

さて、このような無形資産が成長の源泉となってきたのが、知識創造社会の特徴でしょう。埋没コストの指摘は頷ける部分がありますが、だからと言って、今の時点でそのような方策を取らないかと言えば、そうは言えないでしょう。

結局は、これからの社会において企業が成長していくためには、「人」に力をいれていく必要があり、その中で人事の在り方も変わらざるを得ないと思うわけです。経営視点の人事、MBB(思いによる経営)、色々と勉強をしていますが、やはり人が関わるこの分野は非常に面白いなあと感じる日々です。

ステークホルダーの全員がハッピーになれる会社。そんな会社を日本に沢山増やすためのお手伝いが出来たらと思います。

(Y.Nobuka)

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