2011年2月18日(金) スマートシティを題材にした「新商品開発のためのチャンス発見ワークショップ」を名古屋で初開催しました。参加者は11名でした。
【目的】
異業種交流をベースにイノベーションを実現する手法である「異業種イノベーションゲーム」を使って、モノづくりの本場である中部地区において、業種や商品ジャンルを越えた新商品・新サービス開発を促進することを目指しました。
【異業種イノベーションゲームとは】
新商品・新サービス開発の種となる要素技術や将来出てくるであろう新たなる需要の関係性をマップとして提示し、様々な業種の異なった背景を持つ人たちを集め、起業家と消費者に分かれたゲーム形式のワークショップを通じて、隠れたニーズや新サービスのアイデアを深堀りし、ビジネスチャンスを発見する手法です。
※「イノベーションゲーム」は、東京大学大学院 システム創成学専攻 大澤幸生教授の登録商標です。
【ワークショップの内容】
起業家3名と消費者に分かれて、下のマップを見ながら、新商品・新サービスのアイデア出しを行いました。
起業家はそれぞれ「RF-ID」、「淡水化技術」、「インターネット家電」の要素技術(ゲームカード)をコアにアイデア出しを行うという流れが序盤にありました。次に、消費者から提案されたニーズが呼び水となり、より生活に密着したアイデアが次々と出されました。さらに、自然発生的に起業家同士の連携や起業家と消費者が共に考える商品開発が行われ、最終的には30を超える新商品・新サービスのアイデアでマップ(下図)が埋め尽くされました。
初めての試みでしたが、こちらが想像していた以上に盛り上がり、議論も尽きないという感じでした。
なお、参加者の皆様からはゲームの改善案とまた参加してみたいとの声を多く頂きました。第2回目ワークショップ開催についても鋭意検討中です。ご興味のある方は、下記ホームページよりお問い合わせください。
http://www4.kke.co.jp/mhrc/index.html
(Y.Nobuka)
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