2011/11/07

答えは現場にある。理想の組織を目指して

人事部の実務担当者の方にお会いすると、紹介するソリューションの具体的な機能や、直接効果に強い関心を示されます。

例えば、弊社が開発した「経営・人事シミュレーター」では以下のようなことが分かります。

人員動態
人件費の推移
知識/技術伝承の実態 (これは難しく、実態把握はシミュレータの前作業ですが)

では、各企業ではどうして、こういう情報が欲しいのでしょうか。多くは、上からの指示であったり、そのような業務になっているということなのですが、我々は以下のように考えています。

人材の多様化、業務の多様化、市場の多様化など、経営における様々な状況に「組織的」かつ「即時的」に対応するためです。このような情報を定期的に、定量的に把握しておかなければ、対応が場当たり的になっていくわけです。

しかも、人事情報システムのお陰で、人事に関するデータは相当数、蓄積されているので都合が良いです。
このデータを適切に1次加工して、人事戦略の役に立てて行くことが、これからの人事部(人材開発部や人財部などと呼称する企業も増えている)には求められています。それは、経営からの要求だと言えます。
そのための1次加工の作業が、統計によるデータ分析となりますが、いずれにしても、人事を考えるための様々な土壌が整いつつあります。

もう少し深く考えると、タイバーシティのような「人材の多様化」を考えている企業があった時、なぜ、人材が一様であることが問題なのか?実は、このような問題は、各企業の様々な実態によって生じています。それが、他の人事要素や経営要素にどのように関連しているのか、こう言ったことを把握していくことで、いずれ理想的な組織というものが形作られていくと考えています。ご興味ある方は、お問い合わせ下さい。
https://kke.smartseminar.jp/public/seminar/view/143

我々のソリューションが提供するものは、ずばり、「なぜ」を考えるための情報・材料です。

もちろん、クライアント企業様の状況に応じた最適なご提案も可能ですが、そもそもの前提が答えは現場にあるというのが弊社のスタンスなので、そこまでは、あえて立ち入らないようにしています。(ハッキリ言えば、そこへ立ち入ってしまう方が、効率良く儲かることも分かっています。しかし、それが本質的に、本当にクライアント企業様に最適なことなのか)

この辺りのことは、また別の機会に。

(Y.Nobuka)

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